フランス語翻訳の依頼方法|和訳・仏訳の料金と品質の比べ方

フランス語翻訳は、和訳か仏訳か、誰がどこで読むかを決めてから依頼します。日本語の原文文字数とフランス語の原文単語数は同じ単位ではありません。最低料金、専門性、確認工程、レイアウトも含め、同じ原稿を渡した総額で比べましょう。
用途と対象地域を明確にする
用途 | 依頼時に指定すること | 検収の観点 |
|---|---|---|
社内資料の理解 | 読む人、必要な箇所、専門分野 | 意味、数字、用語の整合 |
Web・商品紹介 | 対象市場、読者、表記ルール、ブランドの語調 | 自然さ、訴求、価格・条件 |
契約・技術資料 | 用途、用語集、専門確認の担当 | 原文との対応、定義、抜け |
提出書類 | 受領機関の形式・翻訳者・証明要件 | 指定要件への適合 |
フランス向けか、カナダのフランス語圏など別の市場向けかも伝えます。語彙、表記、商習慣の調整が必要かを相談し、単に「ネイティブ確認あり」という表示だけで目的に合うと判断しません。翻訳、原文との対照確認、訳文の校正、専門家の確認は別の工程です。
公式の公開料金を読む
次は2026年9月30日に確認した税抜の掲載例です。サービスの範囲が異なるため、相場や安さの順位を示す表ではありません。
提供者 | 日本語→フランス語 | フランス語→日本語 | 条件 |
|---|---|---|---|
標準:原文1文字17円〜 | 標準:原文1ワード17円〜 | 最低20,000円。難易度、納期、体裁などで変動 | |
技術翻訳:原文1文字12円〜(難易度C) | 同じ原稿で見積もりを依頼 | 難易度Bは17円〜、Aは19円〜。区分・追加作業を確認 |
両方向で「17円」と書かれていても、文字とワードでは分量が異なります。和訳が必ず安い、短文なら単価の掛け算だけで済む、といった見方は避けます。スキャンの文字起こし、表、修正、翻訳証明、特急対応の費用も確認してください。
最低料金を含めた比較例
以下は実在社の価格ではない架空例です。日本語800文字を仏訳し、同じ納期・確認範囲・納品形式で見積もるとします。
項目 | A | B |
|---|---|---|
基本計算 | 800文字×18円=14,400円 | 800文字×25円=20,000円 |
最低料金の適用後 | 22,000円 | 20,000円 |
レイアウト追加 | 2,000円 | 含む |
税抜総額 | 24,000円 | 20,000円 |
Aの単価は低くても総額はBより高くなります。一方、専門確認など必要な工程が片方だけに含まれていれば、金額の差だけで選べません。原稿の追加や改訂がある場合は、見積もりの有効範囲と追加承認の方法を決めます。
見積もり依頼文
方向:[日本語→フランス語/フランス語→日本語]
用途、対象地域と読者:[ ]
原稿形式・分量・確定予定日:[ ]
用語集、既存訳、ブランド表記:[ ]
必要な工程:[翻訳/原文対照/校正/専門確認/体裁調整]
納期と納品形式、受領機関の要件:[ ]
原文・訳文のどちらを数えるか、最低料金、税、修正範囲、追加費用を明示してください。
証明と機密性は発注前に確認する
提出先によっては翻訳者の資格や特定の認証手続きが求められます。翻訳会社の証明書がすべての機関で受理されるとは限りません。先に受領機関の最新要件を取得し、提供者が対応できるか確認します。
機密資料は共有範囲と秘密保持を合意したうえで渡します。再委託先、外部AIの使用、学習利用、保存・削除条件、人が確認する範囲を質問し、目的に必要な工程を明示してください。
納品チェックリスト
- 人名、日付、数量、通貨、単位、参照番号を原文と照合する。
- 専門語や商品名が用語集とそろっているか確認する。
- 見出し、表、脚注、リンクに抜けがないか確認する。
- アクセント記号や句読点、改行が実際の掲載形式で崩れていないかを見る。
- 疑問点をまとめて修正を依頼し、承認した最終版を保管する。
関連するガイド
出典・確認先
公開情報は2026年9月30日に確認。個別の条件・最新の案内は各リンク先で確認してください。




