職務経歴書の書き方|テンプレートと営業・事務・技術職の記入例

職務経歴書では、勤務先の一覧だけでなく、何を担当し、どのように仕事を進めたかを伝えます。応募先の業務に関係する経験を選び、期間・役割・行動・結果をそろえましょう。ここでは日本の中途採用で使う職務経歴書のテンプレートと、営業・事務・技術職の架空の記入例を紹介します。
形式 | 使いやすい場面 | 注意点 |
|---|---|---|
編年体・逆編年体 | 勤務先や役割の変化を順番に示したい | 年月を明確にし、現在の経験が見つけやすくする |
職務・技能別 | 複数社の共通する専門経験を整理したい | 会社名と在籍期間の一覧も付け、時系列を隠さない |
履歴書は基本情報と学歴・職歴の一覧、職務経歴書は具体的な業務と経験の説明が中心です。指定の形式・分量がある場合はそれに従います。指定がなければ、関係する経験を読みやすくまとめ、長さを埋めるための重複を避けてください。
職務経歴書
作成日:[年月日] 氏名:[氏名]
【職務要約】[経験分野・期間・主な担当を簡潔に]
【職務経歴】
[年月〜年月/現在][会社名・雇用形態]
事業内容:[概要]
所属・役割:[部署・担当範囲]
業務内容:[具体的な作業と対象]
取り組み:[課題、自分の行動、周囲との協力]
結果・学び:[確認できる変化、制約、次の改善]
【活かせる経験・スキル】[実務で使った内容と水準]
【資格】[正式名称・取得年月/学習中は明記]
【自己PR】[応募業務に関係する強みと根拠]
数字を入れる場合は、対象・期間・比較条件を併記します。守秘義務で具体名を出せないときは、許可された範囲の表現に置き換え、架空の実績に変換しないでください。
以下の会社、期間、人数、業務、成果は、書き方を示すための架空の設定です。実在の実績ではなく、そのまま応募書類に使うものでもありません。自分の事実に置き換えてください。
職務経歴書
作成日:2026年9月27日 氏名:見本 花子
【職務要約】法人向けの既存顧客営業を4年間担当。要望の確認、見積、納期調整、納品後の連絡を経験。
【職務経歴】2022年4月〜現在 株式会社見本商事(正社員)
事業内容:事務用品の法人販売
所属・役割:営業部、既存顧客20社の窓口
業務内容:商談準備、見積作成、注文確認、社内手配、納期の連絡
取り組み:納期変更時の連絡状況を一覧化し、代行担当者も確認できるよう共有した。
結果・学び:引継ぎ時に注文の進行状況を確認できる運用になった。問い合わせ減少の定量測定はしていない。
【スキル】顧客要望の整理、見積作成、表計算での案件管理
【資格】保有資格なし
【自己PR】相手の要望と社内の進行状況を整理して伝えることを強みとし、応募先でも顧客と関係部署の調整に活かしたい。
職務経歴書
作成日:2026年9月27日 氏名:見本 太郎
【職務要約】営業事務として受注入力、請求内容の照合、納期確認を3年間経験。
【職務経歴】2023年4月〜現在 株式会社見本サービス(契約社員)
事業内容:業務用品の卸売
所属・役割:管理部、営業担当5名の事務支援
業務内容:受注データ入力、伝票確認、請求書の照合、顧客・社内への確認連絡
取り組み:不一致を見つけた際の確認先と記録欄を整理し、判断を自己完結させず担当者へ確認した。
結果・学び:未確認の伝票を区別して引き継げるようになった。誤りの発生率は集計していない。
【スキル】表計算での並べ替え・絞り込み・集計、メール、文書管理
【資格】保有資格なし
【自己PR】不明点を明確にし、正確な処理につなげる姿勢を、応募先の事務業務でも活かしたい。
職務経歴書
作成日:2026年9月27日 氏名:見本 次郎
【職務要約】Webアプリケーション開発チームで、画面実装とテストを2年間担当。
【職務経歴】2024年4月〜現在 株式会社見本テック(正社員)
事業内容:業務システム開発
所属・役割:開発部、4名チームのメンバー
業務内容:担当画面の実装、入力検証、テスト、レビュー修正、手順書更新
取り組み:入力エラーの条件を整理し、期待する表示と再現手順をテスト項目に追加した。
結果・学び:担当画面の確認項目が共有された。システム全体の品質改善は自分単独の成果としていない。
【スキル】JavaScript、HTML/CSS、Gitを担当範囲で使用。設計全体は上位者のレビュー下で対応。
【資格】保有資格なし
【自己PR】曖昧な条件を確認して実装・検証する経験を、応募先の開発業務で活かしたい。
実務経験と自主学習を別の見出しにします。学習課題を実案件と表現せず、題材、作ったもの、自分の担当、確認できたことを書きます。異職種でも、期限管理、正確な記録、顧客理解、連携など応募先と接点のある行動を探せます。
転職回数や空白期間を隠すために時系列を省かず、履歴書の職歴記入例とそろえます。派遣の場合も、雇用主と派遣先を区別してください。
求人に合わせて職務要約と自己PRの順序・重点を変えます。ただし、役職や経験期間を増やしたり、使ったことのないツールを加えたりしないでください。自己PRの改善例を使い、どの経験が募集業務に役立つかを一文で説明しましょう。
書類が整ったら面接の50問を使い、自分の役割や結果を補足する練習をします。書類と面接で事実をそろえることが、経験を伝える土台になります。