LINEスタンプ制作の依頼方法|費用・画像仕様・販売までの確認事項

LINEスタンプの外注では、イラスト代だけでなく、キャラクター設計、必要画像、登録、審査修正、販売開始までの担当を決めることが大切です。プロへ依頼しても審査通過や売上は保証されません。まず形式と個数、利用目的を決め、同じ納品条件で見積もりを比べましょう。
静止画スタンプに必要な画像
以下は2026年9月30日に確認した公式の静止画制作ガイドラインの主要仕様です。アニメーション等は別のガイドラインを使います。
画像 | 必要数 | サイズ | 容量 |
|---|---|---|---|
メイン | 1 | 240×240px | 1MB以下 |
スタンプ | 8・16・24・32・40から選択 | 最大370×320px | 各1MB以下 |
トークルームタブ | 1 | 96×74px | 1MB以下 |
PNG形式で背景透過等の要件があります。単に最大サイズに合わせるだけでなく、文字や表情が小さく表示されても読めるか確認します。販売・宣伝目的の表現にも制限があるため、企業のロゴや告知を入れる企画は先に規定と照合してください。
見積もりを工程で分ける
工程 | 決めること | 追加になりやすい変更 |
|---|---|---|
企画・キャラクター | 利用場面、作風、人物・動物等の設定 | ラフ承認後の別キャラクターへの変更 |
画像制作 | 個数、台詞、色、表情、メイン・タブ | 別サイズ、追加表情、元データ |
登録・申請 | アカウント、説明文、登録作業の担当 | 多言語化、別形式への展開 |
審査対応 | 指摘への修正範囲と回数 | 企画や用途そのものの変更 |
販売後 | 販売開始、売上確認、問合せ担当 | 追加シリーズ、広告・商品への二次利用 |
「申請代行込み」とあっても、どのアカウントで登録し、誰が売上を受け取るかは別に合意します。パスワードを安易に共有することを前提にせず、依頼主自身で登録できる納品・説明方法も相談しましょう。
16個の架空見積もり例
項目 | 金額例 |
|---|---|
企画・キャラクター設計 | 10,000円 |
スタンプ16個 | 16,000円 |
メイン・タブ画像 | 3,000円 |
登録用情報・手順説明 | 2,000円 |
計 | 31,000円 |
これは相場ではなく工程別の比較例で、税、仲介手数料、追加修正、申請代行は含めていません。1個当たりに換算するときは、初期設計を含むかをそろえます。権利譲渡や元データの納品を追加するなら、その範囲と金額も明示します。
分配率と制作費の回収を分けて考える
公式の売上受取り説明は、Apple・Google等の手数料30%を除いた売上の50%という計算を示しています。この前提では元の売上に対して0.7×0.5=35%です。ただしLINEスタンプ プレミアムは別の分配があるため、すべての収益を一律35%とは扱いません。実際の明細・登録方法・適用条件を確認してください。
仮にある期間の売上計算対象額が10,000円で、上記の前提だけを適用するなら分配額は3,500円です。これは販売予測でも最終的な手取り保証でもありません。制作費31,000円を払ったから短期間で回収できるとは限らず、販売数、税、その他の費用を含めて別に検討します。
依頼書と権利確認
目的・形式・個数:[ ]
キャラクターと台詞の一覧:[ ]
素材・フォントの提供元と利用条件:[ ]
ラフ/清書の承認者・修正範囲:[ ]
登録アカウント・売上受取・申請担当:[ ]
審査指摘時の対応と費用:[ ]
元データ・二次利用・実績掲載:[ ]
既存キャラクターや写真を少し変えれば利用できる、という前提で制作しないでください。依頼者が用意した素材も権利確認が必要です。検索に表示しない設定等を、特定の人だけが使える機密共有の仕組みと同一視せず、個人名や非公開情報を入れる前に公開範囲を確かめます。
販売までの確認手順
- 用途が規定に合うか確認し、形式・個数・台詞を確定する。
- ラフで表情と文字の読める大きさを確認する。
- 必要画像・説明文・利用権をそろえて受領する。
- 指定された担当が登録・審査申請を行い、必要な修正をする。
- 承認後の販売開始操作と、売上確認の担当を決める。
審査日数や承認を制作会社だけで確約することはできません。配布したい日がある場合は、修正が必要になったときの余裕と、間に合わない場合の対応を計画に含めましょう。
関連するガイド
出典・確認先
公開情報は2026年9月30日に確認。個別の条件・最新の案内は各リンク先で確認してください。




