LINEスタンプの作り方|自分用・販売用の手順と画像サイズ

LINEスタンプを自作する基本の流れは、画像を用意し、タイトルや販売設定を登録して審査へ申請し、承認後に販売・利用を開始することです。スマホで作るならLINEスタンプメーカー、画像を自分で細かく調整するなら制作ソフトとLINE Creators Marketを使う方法があります。
最初に「自分で使いたいのか」「販売して分配金を得たいのか」を決めると、申請時の設定を選びやすくなります。この記事は2026年9月20日に確認した公式ガイド・ヘルプをもとに、通常の静止画スタンプの手順と条件を整理しています。アニメーションやBIGスタンプなどは規格が異なります。
自分用・家族用・販売用で確認する設定
目的 | 確認すること | 注意点 |
|---|---|---|
自分が使う | 申請方法と分配額設定 | 作者本人が無料でダウンロードできる条件がある |
家族・友人に使ってもらう | 販売後の購入方法、プライベート設定 | 作者が無料でも、他の人への無料配布とは違う |
一般向けに販売する | 価格、販売地域、公開範囲、分配設定 | 審査通過や販売開始だけでは売上は保証されない |
自分で作れば無料で使える?
公式ヘルプでは、2019年6月26日以降にLINEスタンプメーカーから審査申請したスタンプについて、条件を満たす作者本人は無料でダウンロードできると案内しています。ただし、Version4.0以降で「有料ダウンロード/売上分配額あり」を選んだ場合は対象外です。申請時の設定を確認してください。公式ヘルプ
非公開にすれば、自分たち以外は買えない?
「LINE STORE/ショップ非公開」は検索やランキングなどへの表示を抑える設定です。購入ページへ直接アクセスした人は閲覧・購入でき、トークで送ったスタンプから購入ページに進む場合もあります。完全な限定公開ではないため、顔写真や個人情報を含める前に確認しましょう。プライベート設定の公式説明
静止画スタンプの画像サイズ・枚数
画像 | 必要数 | サイズ | ファイル容量 |
|---|---|---|---|
メイン画像 | 1個 | 横240×縦240px | 1MB以下 |
スタンプ画像 | 8・16・24・32・40個から選択 | 最大で横370×縦320px | 1個あたり1MB以下 |
トークルームタブ画像 | 1個 | 横96×縦74px | 1MB以下 |
形式はPNG、カラーモードはRGB、解像度は72dpi以上が公式規定です。縦横のサイズは偶数にし、背景を透過させます。絵の周囲に約10pxの余白を設け、ZIPでまとめてアップロードする場合は60MB以下にします。通常の静止画スタンプの規定なので、別種類へそのまま適用しないでください。制作ガイドライン
方法1:LINEスタンプメーカーで作る
スマホ内の写真やイラストを使って制作する方法です。画面名や配置はバージョンによって変わるため、アプリ内の案内と公式ヘルプを確認してください。
1. 使う場面と絵柄を決める
「ありがとう」「了解」「おつかれさま」など、誰がどんな会話で送るかを考えます。初めから大量に描くより、同じキャラクターと文字のルールで、必要な表現を一覧にしてから制作すると修正しやすくなります。
2. 写真・イラストを用意して編集する
自分が権利を持つ画像、または利用条件を満たす素材を使います。写真なら不要な背景を取り除き、文字を加え、切り抜いた輪郭や余白を確認します。人物写真は本人の同意も確認してください。
3. トークで見える大きさを意識して見直す
制作画面で拡大すると読めても、実際の表示では文字が小さすぎることがあります。細い文字、淡い色、長い文章を減らし、背景が明るい場合と暗い場合の両方で見分けやすいか確認しましょう。
4. タイトル・説明・公開範囲・分配設定を確認して申請する
自分用のつもりでも、無料利用や非公開の条件は設定によって違います。申請前に画像の枚数、表示名、販売地域などを見直します。審査を依頼した後に変更しにくい項目もあるため、アプリの注意書きを確認してください。
方法2:手書きイラストから作る
紙に描いたイラストは、撮影またはスキャンして画像編集ソフトへ取り込みます。影や紙の色が残る場合は、明るさを調整し、背景を透過させてPNGで保存します。
輪郭の周囲に白い縁が残っていないか、文字が切れていないか、同じセットで絵や文字の大きさがそろっているかを確認しましょう。元の画像は別に保存しておくと、審査後の修正にも対応しやすくなります。
手書き風に仕上げる場合でも、既存のキャラクターや他人のイラストを写しただけでは自分のオリジナル作品にはなりません。使う素材の権利と販売への利用条件を確認してください。
方法3:制作ソフトで作り、Creators Marketへ登録する
レイヤーを使える制作ソフトなら、文字・キャラクター・背景を分けて調整できます。スタンプごとにポーズや表情を変えつつ、線の太さと色数をそろえると一つのセットとして使いやすくなります。
書き出した画像が規定を満たしているか確認し、LINE Creators Marketでクリエイター情報、画像、タイトル・説明などを登録します。外部ソフトを使う場合は、商用利用できるフォント・素材かも確認しましょう。
審査申請から販売・利用までの流れ
段階 | 行うこと | 確認点 |
|---|---|---|
登録 | 必要なクリエイター情報を登録 | アカウント・表示情報が正しいか |
画像・説明の登録 | 規定の画像とテキストを用意 | 枚数・形式・余白・権利 |
審査依頼 | 販売基準に沿うか審査を受ける | 不備の通知や差し戻し理由を確認 |
承認後 | 販売開始の操作・設定を確認 | 販売状態、価格、公開範囲 |
利用・売上確認 | 条件に応じて購入・ダウンロード | 分配額、送金条件、必要な費用 |
審査にかかる日数は一律に保証されません。イベントで使う予定がある場合も、必ず特定の日に間に合う前提で準備しないようにしましょう。公式の登録・販売フロー
販売価格と売上分配の考え方
販売価格は、管理画面で選べる価格設定を確認します。表示価格、LINEコイン、クリエイターの分配額は同じ金額ではありません。販売経路や設定、税・送金条件なども確認が必要です。
公式の利用方法では、AppleやGoogle等の手数料30%を除いた売上の50%を分配する例が案内されています。この条件だけを単純計算すると元の売上の35%ですが、どの販売・利用にも一律に35%を当てはめるのは適切ではありません。LINEスタンプ プレミアムは別の分配条件です。公式の売上受取説明
副業として検討するなら、制作時間、修正、素材・ソフト費、告知の時間まで含めて考えます。「何セット作れば必ず月○万円」という保証はありません。最初は制作負担を小さくし、使われ方を見ながら改善する方法があります。
申請前に確認したいこと
- 画像の種類、枚数、サイズ、容量が規定に合っている。
- 背景の透過、余白、文字の読みやすさを確認した。
- キャラクター・写真・フォント・素材の権利を確認した。
- 個人情報や他人に知られたくない内容が入っていない。
- 自分用のダウンロード条件と売上分配設定を確認した。
- 非公開でも購入ページを見られる場合があると理解した。
よくある質問
絵が得意でなくても作れますか?
自分の写真やシンプルな文字・表情を使う方法もあります。見栄えだけでなく、会話で意味が伝わるか、権利や規格に問題がないかを確認してください。
手書きの写真をそのまま登録できますか?
画像の規格と見やすさを満たす必要があります。紙の背景や影、余白、サイズを確認して整え、必要な形式で保存しましょう。
家族の写真で作る場合は非公開なら安心ですか?
非公開設定は、第三者が一切見られなくなる設定ではありません。写っている人の同意を確認し、住所・学校名・名札などが含まれていないか見直してください。
スマホ副業としてすぐ収入になりますか?
作成・審査・販売と、売上が生じることは別です。必要な時間や費用を把握して判断してください。他の選択肢はスマホで始める副業15選や在宅副業の選び方でも比較できます。




