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副業の確定申告ガイド|いくらから必要?やり方を図解で解説

公開日: 2026/03/13

最終更新日: 2026/03/13

カテゴリ: 副業

著者: 与謝秀作

副業の確定申告ガイド|いくらから必要?やり方を図解で解説

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目次
  1. 副業の確定申告はいくらから必要?「20万円ルール」を解説
  2. 20万円以下でも確定申告したほうが得なケース
  3. 副業の所得区分を理解しよう|雑所得・事業所得・給与所得の違い
  4. 副業の確定申告のやり方【5ステップで完了】
  5. 青色申告と白色申告の違い|副業ではどちらを選ぶべき?
  6. 副業で経費にできるもの・できないもの
  7. 副業が会社にバレないための確定申告のコツ
  8. 副業の確定申告でよくある質問
  9. まとめ

副業で収入を得たら、気になるのが確定申告です。「いくら稼いだら必要なの?」「やり方がよく分からない」という不安を持つ方も多いのではないでしょうか。本記事では、副業の確定申告が必要になる基準(「20万円ルール」)から、実際の手続きの流れ、青色申告と白色申告の違い、経費の考え方まで、初めての方にも分かりやすく解説します。

副業の確定申告はいくらから必要?「20万円ルール」を解説

会社員が副業を行う場合、確定申告が必要かどうかの基準となるのが「20万円ルール」です。ただし、副業の形態によって「収入」で判断するか「所得」で判断するかが異なります。まずはこの違いを理解しましょう。

「収入」と「所得」の違いを押さえよう

確定申告の要否を判断するうえで最も大切なのが、「収入」と「所得」の区別です。収入とは売上や給与の額面金額のこと。所得とは、収入から必要経費を差し引いた金額です。たとえば副業の売上が25万円でも経費が10万円かかっていれば所得は15万円となり、20万円以下なので確定申告は原則不要です。

副業の形態別:確定申告が必要なケース

副業がパート・アルバイト(給与所得)の場合は、年間の収入が20万円を超えると確定申告が必要です。この場合は経費を差し引く前の「収入」が基準になります。副業がフリーランスやクラウドソーシングなど(雑所得・事業所得)の場合は、収入から経費を差し引いた「所得」が20万円を超えると確定申告が必要です。この違いを間違えると申告漏れの原因になるので注意しましょう。

20万円以下でも注意!住民税の申告は別途必要

20万円ルールはあくまで所得税に関するルールです。住民税にはこのような特例がないため、副業の所得が20万円以下でも住民税の申告は別途必要です。確定申告をすればその情報が自動的に自治体に送られるため住民税の申告は不要ですが、確定申告をしない場合は市区町村に住民税の申告を行う必要があります。納め忘れになりやすいポイントなので、迷ったら確定申告をしておくのが無難です。

20万円以下でも確定申告したほうが得なケース

副業の所得が20万円以下でも、確定申告をしたほうが税金が戻ってくる場合があります。以下に該当する方は積極的に検討しましょう。

副業の給与から源泉徴収されている場合

副業がアルバイトなどの給与所得で、副業先で年末調整を受けていない場合、所得税が多く源泉徴収されている可能性があります。確定申告をすることで、納めすぎた税金が還付される可能性があります。

医療費控除や住宅ローン控除を受けたい場合

医療費控除や住宅ローン控除(初年度)を受けるには確定申告が必要です。これらの控除を適用することで税負担を軽減できるため、副業所得が20万円以下であっても確定申告を行うメリットがあります。なお、確定申告をする場合は20万円以下の副業所得も含めて申告する必要がある点に注意してください。

副業の所得区分を理解しよう|雑所得・事業所得・給与所得の違い

副業の収入はその形態によって異なる所得区分に分類されます。区分によって税務上のメリットが変わるため、自分の副業がどれに該当するか把握しておきましょう。

雑所得

会社員の副業で最も多いのが雑所得です。フリマアプリでの販売、アフィリエイト収入、単発の原稿料や講演料など、他の9種類の所得区分に当てはまらない副業収入が該当します。収入から必要経費を差し引いて所得を計算します。

事業所得

副業が継続的・反復的に行われ、営利目的である場合は事業所得として認められる可能性があります。2022年の国税庁の基準改定により、帳簿書類をきちんと保存していれば原則として事業所得として扱えるようになりました。事業所得になると、青色申告による特別控除や損益通算などの税務上のメリットを受けられます。

給与所得

副業がアルバイトやパートの場合、副業先から受け取る給与は給与所得に該当します。2つ以上の会社から給与を受け取っている場合、年末調整は本業の1社でしかできません。副業先の給与は年末調整の対象外のため、正しい税額を計算するには確定申告が必要です。

副業の確定申告のやり方【5ステップで完了】

確定申告の手続きは大きく5つのステップに分かれます。初めての方でもe-Taxを使えば自宅から完結できるので、流れを押さえておきましょう。

ステップ1:必要書類を準備する

まずは確定申告に必要な書類を揃えましょう。主な必要書類は、本業の源泉徴収票、副業の収入に関する書類(支払い調書、売上帳、給与明細など)、経費の領収書・レシート、マイナンバーカード(または通知カード)です。控除を受ける場合は、生命保険料控除証明書や医療費の明細なども用意します。

ステップ2:1年間の収入と経費を集計する

1月1日から12月31日までの副業収入と経費を集計します。日々の収支を記録しておくことが重要で、会計ソフトやアプリを活用すると効率的です。副業専用の銀行口座やクレジットカードを作っておくと、個人の支出と事業の支出を明確に分けられます。

ステップ3:確定申告書を作成する

国税庁の「確定申告書等作成コーナー」を使えば、画面の案内に従って入力するだけで確定申告書を作成できます。副業収入と本業の給与所得を合算して記入し、各種控除を適用したうえで税額が自動計算されます。会計ソフトを利用すれば、日々の帳簿データから申告書を自動生成することも可能です。

ステップ4:確定申告書を提出する

確定申告の期間は毎年2月16日から3月15日(土日祝日の場合は翌平日)です。提出方法は3つあります。e-Tax(電子申告)を使えばマイナンバーカードとスマホだけで自宅から提出可能です。そのほか、税務署の窓口への持参、郵送での提出も選べます。e-Taxは24時間提出可能で、青色申告特別控陥65万円の要件にもなるためおすすめです。

ステップ5:税金を納付する(または還付を受ける)

確定申告書の提出後、納付すべき税額がある場合は期限内に納付します。納付方法は、口座振替、クレジットカード、コンビニ納付、金融機関や税務署の窓口などから選べます。逆に税金が還付される場合は、申告時に指定した口座に振り込まれます。

青色申告と白色申告の違い|副業ではどちらを選ぶべき?

確定申告には「青色申告」と「白色申告」の2種類があります。副業の規模や継続性によってどちらが有利かが変わるため、それぞれの特徴を理解しておきましょう。

白色申告:手軽に始めたい人向け

白色申告は事前の届出が不要で、帳簿の記帳もシンプルなため、副業を始めたばかりの方に向いています。収支内訳書に売上と経費を記入するだけで良いので、経理の知識がなくても対応できます。ただし、青色申告特別控除などの税制上のメリットは受けられません。

青色申告:節税メリットが大きい

青色申告は事前に「開業届」と「所得税の青色申告承認申請書」を税務署に提出する必要がありますが、税制上のメリットが豊富です。最大の魅力は青色申告特別控除で、複式簿記で記帳し、e-Taxで電子申告を行うなどの条件を満たせば最大65万円の控除を受けられます。また、赤字が出た場合に本業の給与所得と損益通算できる点も大きなメリットです。

副業の規模別おすすめの選び方

副業収入が少額で継続性が低い場合は白色申告で十分です。一方、副業を本格的に続けていくつもりで、年間所得が数十万円以上になる見込みのある方は青色申告の検討をおすすめします。会計ソフトを使えば複式簿記もそれほど難しくありません。

副業で経費にできるもの・できないもの

副業の確定申告では、収入から必要経費を差し引いて所得を計算します。経費を正しく計上することで税負担を減らせるため、何が経費になるかを把握しておくことが重要です。

経費にできる主な項目

副業の収入を得るために直接必要な費用が経費として認められます。たとえば、副業専用の携帯電話代やインターネット料金(通信費)、業務に直接関係する交通費、パソコンやソフトウェアの購入費(10万円未満なら全額経費計上可能)、参考書籍の購入費(新聞図書費)、カフェでの作業代(会議費または雑費)などが代表的です。

経費計上の注意点

プライベートと兼用しているもの(スマホの通信費、自宅の光熱費など)は、副業で使用した割合に応じて按分する必要があります。全額を経費にすることはできません。また、経費の過大計上や収入の計上漏れは、税務調査の対象となり加算税などのペナルティが課される可能性があるため、領収書やレシートは7年間保管し、誠実な申告を心がけましょう。

副業が会社にバレないための確定申告のコツ

副業が会社に知られる主な原因の一つが住民税です。会社員の住民税は通常、給与から天引きされる「特別徴収」で納付されますが、副業分の所得が加わると住民税額が増えるため、会社側に気づかれる可能性があります。

これを避けるには、確定申告書の「住民税の徴収方法」欄で「自分で納付(普通徴収)」を選択します。これにより副業分の住民税が自宅に届く納付書で別途納付できるため、会社に副業が伝わるリスクを減らせます。ただし、副業が給与所得の場合は普通徴収を選べない自治体もあるため、事前にお住まいの市区町村に確認しておきましょう。

副業の確定申告でよくある質問

確定申告をしなかったらどうなる?

確定申告が必要にもかかわらず申告しなかった場合、無申告加算税や延滞税などのペナルティが課される可能性があります。税務署は虚偽の申告も厳しく取り締まっているため、期限内に誠実な申告を行うことが大切です。万が一期限を過ぎてしまった場合でも、できるだけ早く申告することでペナルティを最小限に抑えられます。

副業収入が20万円を超えたら税金はいくら増える?

副業の税金は本業の給与と合算して計算されるため、本業の年収によって変わります。目安として、年収500万円の会社員が副業で30万円稼いだ場合、所得税が約3万円、住民税が約3万円程度上乗せされるイメージです。税率は所得が増えるほど上がる累進課税のため、本業の年収が高いと副業にかかる税率も高くなる点に留意しましょう。

会計ソフトは使ったほうがいい?

副業の規模が小さければ表計算ソフトでも対応できますが、取引が増えてきたらクラウド会計ソフトの導入をおすすめします。銀行口座やクレジットカードと連動させれば自動で仕訳が行われ、帳簿作成から確定申告書の生成まで大幅に手間が省けます。青色申告に必要な複式簿記にも対応しているサービスが多いため、経理の知識がなくても安心です。

まとめ

副業の確定申告は、「所得が年間20万円を超えるか」が基本的な判断基準です。ただし、副業の形態によって「収入」と「所得」のどちらで判断するかが異なること、所得税の20万円ルールは住民税には適用されないことに注意が必要です。

確定申告自体は国税庁の作成コーナーや会計ソフトを使えば初心者でも対応可能です。日々の収支をこまめに記録し、経費を正しく管理しておくことが、スムーズな申告と節税のカギです。副業を安心して続けるためにも、確定申告の基本をしっかり押さえておきましょう。

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  1. 副業の確定申告はいくらから必要?「20万円ルール」を解説
  2. 20万円以下でも確定申告したほうが得なケース
  3. 副業の所得区分を理解しよう|雑所得・事業所得・給与所得の違い
  4. 副業の確定申告のやり方【5ステップで完了】
  5. 青色申告と白色申告の違い|副業ではどちらを選ぶべき?
  6. 副業で経費にできるもの・できないもの
  7. 副業が会社にバレないための確定申告のコツ
  8. 副業の確定申告でよくある質問
  9. まとめ

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