会社を辞めたいときに確認すること|休養・相談・転職の選び方

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カテゴリ: 転職の不安・課題解決, 転職
著者: 与謝秀作
会社を辞めたいと感じたときは、退職するか我慢するかの二択に急ぐ必要はありません。まず体調と安全を確かめ、困っていること、使える支援、生活費の見通しを分けて整理しましょう。休養や相談を先に選ぶことも、転職準備を始めることもできます。
今の負担に合わせて最初の行動を選ぶ
状況 | 先に取りたい行動 | 一緒に確かめること |
|---|---|---|
眠れない・食事が取れないなど体調への影響が続く | 医療機関や産業医等に相談し、休む方法を検討 | 欠勤・有給・休職の窓口と条件 |
暴言や過大な業務で出勤がつらい | 安全を確保し、社内外の相談先につなぐ | 日時や出来事の記録、相談相手の選択 |
担当業務・勤務時間が合わない | 変更可能な条件を具体的に相談 | 異動・業務分担・働き方の選択肢 |
次に挑戦したい仕事がある | 必要条件と経験を整理し求人を比較 | 準備期間、収入、退職手続き |
体調不良の原因を自分で決めつけたり、退職すれば必ず解決すると考えたりする必要はありません。症状が続く場合は専門家に相談してください。厚生労働省の「こころの耳」には、働く人の悩みに関する相談先があります。上司が問題の当事者なら、その人だけを相談先にしないことも大切です。
理由を「出来事」と「変えたい条件」に分ける
説明用の架空例として、「仕事がつらい」を「毎週、予定外の依頼が締切直前に集中する」「優先順位を決める窓口がほしい」と分けます。転職でも、単に雰囲気がよい会社を探すより、業務の割当て方法や繁忙時の体制を確認しやすくなります。
整理する項目 | 記入欄の例 |
|---|---|
起きていること | いつ・何が・どれくらい続いているか |
生活への影響 | 睡眠、通院、家事、収入など |
変われば続けられる条件 | 業務量、担当、勤務時間、相談経路 |
自分では変えられない条件 | 拠点閉鎖、契約条件など |
次の仕事の優先順位 | 譲れない条件3つと妥協できる条件 |
退職前後のお金を見える形にする
生活費は、次の給与の入金までに必要な額で考えます。雇用保険は退職直後に入金されるとは限らず、受給資格や離職理由、手続きによって扱いが異なります。見込額をそのまま確実な現金として計算しないでください。
架空の試算:月の生活費20万円×3か月+保険・税などの追加支出5万円=必要資金65万円。すぐ使える預貯金が50万円なら不足見込みは15万円です。3か月は推奨期間ではなく試算の仮定で、住居費・扶養・支払時期に合わせて変えます。
- 最終給与の入金日と、住民税など最後の給与から引かれる可能性のある項目を確認する。
- 保険・年金の切替や退職後の支払いを、生活費と別に書き出す。
- 内定がある場合も、入社日と初回給与日を分けて確認する。
- 休職や給付等を検討する場合は、対象条件を担当窓口へ確認する。
辞めると決めたら進めること
- 雇用契約と就業規則を読み、退職を申し出る相手・方法を確認する。
- 退職日、最終出勤日、有給の希望日を分けて調整する。
- 引継ぎ項目、貸与品、受け取る書類を一覧にする。
- 必要なら応募書類を整え、現在の問題を繰り返さないための確認項目を面接に持っていく。
無期契約と有期契約では途中退職の扱いが異なります。手続きで困ったら、労働相談窓口などへ契約書と経緯を持って相談しましょう。すべての人に「内定が出るまで残る」ことを勧めるものではありません。
今日の一歩を小さく決める
「相談先を一つ調べる」「来月までの支出を書き出す」「つらかった出来事を日付付きで整理する」のいずれか一つでも構いません。判断の期限は体調や状況に合わせ、必要な支援を受けながら決めていきます。
出典・確認先
制度の公開情報は2026年10月4日に確認。個別の条件は各案内・窓口で確認してください。




