履歴書の「現在に至る」の書き方|「以上」との配置・在職中の例

履歴書の職歴に書く「現在に至る」は、その仕事や在籍が応募時点も続いていることを表す慣用表現です。「以上」は職歴欄の記載の終わりを示します。二つは役割が違うため、在職中なら継続中の勤務先を分かるように書き、最後に欄を締めます。
「現在に至る」と「以上」の違い
表現 | 意味 | 書く場所の例 |
|---|---|---|
現在に至る | 記載した勤務が継続している | 現職の説明に続けるか次の行 |
以上 | この欄の経歴の記載が終わる | 職歴の最後の行の右側 |
退職 | その雇用が終了した | 退職年月の行 |
退職予定 | 将来の予定を示す | 確定した予定を明確に区別 |
配置は読みやすさのための慣例です。紙の様式とWebフォームで同じ見た目にする必要はありません。指定がある場合はそれを優先し、意味が伝わるよう整えます。
例1:同じ行に続ける
以下の会社名と経歴は架空です。短くまとめたい場合の例です。
2024年4月 株式会社サンプル物流 入社
倉庫管理部で入出庫管理を担当、現在に至る
以上
例2:次の行に分ける
2024年4月 株式会社サンプル物流 入社
倉庫管理部で入出庫管理・棚卸しを担当
現在に至る
以上
担当業務の説明が長くなったときに分けます。「以上」は最後の行の右側に置くと区切りが明確です。年月欄がある様式でも、「現在に至る」のために毎回新しい入社年月を作る必要はありません。
例3:二つの勤務先を続けている
2023年4月 株式会社サンプル販売 入社(パートタイム)
レジ・商品補充を担当、現在に至る
2025年6月 株式会社サンプル事務 入社(パートタイム)
請求書入力を担当、現在に至る
以上
複数の仕事が続いている場合は、どちらも継続中だと分かるようにします。在籍期間が重なっていても誤りとは限りません。雇用形態と時系列をそろえ、職務経歴書で詳しく説明できます。副業の許可や就業規則の確認とは別の話です。
例4:既に退職している
2023年4月 株式会社サンプル販売 入社
2026年6月 一身上の都合により退職
以上
退職済みの会社に「現在に至る」は使いません。退職日が来ておらず有給消化中の場合は、最終出勤を終えていても在籍中です。退職予定が確定している場合の書き方や入社可能日は、在職中の履歴書の記事で詳しく説明しています。
Webフォームで入力するとき
「現在勤務中」のチェックや終了年月を空欄にする指定があれば、フォームの説明に従います。自由記述欄に「以上」を無理に入れる必要はありません。終了年月が必須なのに現在勤務中を選べない場合は、架空の退職日を入れず採用窓口に確認しましょう。
最後の確認
- 継続中と退職済みが区別できる。
- 部署異動を会社からの退職・再入社として書いていない。
- 履歴書の現在の状態と職務経歴書・応募フォームが一致する。
- 応募後に退職が確定した場合、必要に応じて最新情報を伝える。




