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コンテンツカレンダーの作り方|公開予定・レビュー・更新を管理する記入例

コンテンツカレンダーとは?運用が続く作り方と無料テンプレート

公開日: 2026/07/23

最終更新日: 2026/10/10

カテゴリ: コンテンツマーケティング, マーケティング戦略

著者: 与謝秀作

この記事の内容を実践したい方へ

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コンテンツカレンダーは、ブログ、メール、SNSなどの制作物について、何を誰に届け、誰が作り、いつ確認して公開するかを管理する表です。公開日だけを並べると、レビューの集中や素材不足が見えません。一つのコンテンツに一つのIDを付け、制作から公開後の見直しまで追えるようにしましょう。

以下には、そのままコピーできる台帳と状態定義の表を載せています。週番号、本数、工数は架空の説明例です。特定の公開頻度や記事数で成果が出るという意味ではありません。自社の制作・確認の体制に合わせて書き換えてください。

コンテンツカレンダーと施策カレンダーの違い

マーケティングカレンダーは、説明会、広告、メールなど施策全体の期間や重なりを見ます。コンテンツカレンダーは、その中で使う記事や原稿を一つずつ追うものです。同じ施策で告知記事と案内メールを作るなら、施策IDは同じでも制作物のIDは分けます。

管理の対象

1行の単位

主な判断

つなぐID

施策カレンダー

説明会やキャンペーン

実施時期・予算・担当の重なり

M-01など施策ID

コンテンツカレンダー

記事・メール原稿・投稿

制作、レビュー、公開、更新

C-01など制作物ID

制作工程の台帳

制作物の工程/次アクション

待ち・差し戻し・担当

制作物IDと作業ID

施策の配置はマーケティングカレンダーへ、工程の細かな待ちは制作進行管理へ分けると、同じ情報の転記を減らせます。内容、予定、確認記録の正本を決めて、カレンダーから参照してください。

Asanaのコンテンツカレンダーの説明も、制作と公開を結び付けて整理する用途を扱っています。表の形を真似るだけでなく、自分たちがいつ何を決めるために使うかを先にそろえましょう。

一つのコンテンツに持たせる項目を決める

基本項目は、ID、対象読者と課題、制作物の役割、タイトル案、チャネル、執筆担当、レビュー担当と期限、公開予定、状態、参照先です。公開後は実際の公開日とURLを追加します。原稿の所在地と公開URLは違う情報なので、同じ欄を上書きせず分けて持たせてください。

項目

書く内容

記入例

間違えやすい点

読者/課題

判断したいことや困りごと

説明会が自社に合うか判断したい

「全員」のままにしない

役割

何を伝え次に何をしてもらうか

内容・対象・日時を説明

題名と役割を同一視しない

レビュー

確認者・範囲・期限

商品担当が事実確認、W2金曜まで

確認者だけ書いて待たない

公開予定/実日

計画と実績を別記

W3火曜予定、実日を追記

予定日を実績で消さない

参照先/URL

原稿版と公開先

原稿v2、公開後の実URL

承認した版を特定する

外注の依頼で、背景や対象、制約が毎回伝わらないなら、制作開始前のオリエンシートとつなぎます。すべての説明をカレンダーのセルへ詰め込むより、制作物IDから依頼内容へたどれるほうが更新しやすくなります。

制作容量から公開予定を組む

公開したい本数から逆算するだけでは、確認や更新が後回しになりがちです。まず、執筆、編集、レビュー、画像、公開設定に使える枠を、定常業務や休暇を除いて見積もります。外部の待ち時間は実作業工数と分け、公開日までに必要な経過期間として扱ってください。

架空例として、月40人時の制作枠から既存記事の更新8人時を引くと、新規制作は32人時です。1本8人時で、執筆からレビュー、公開準備まで同じ範囲を含むなら、32÷8=4本が試算上限になります。修正や急な依頼の枠が別に必要なら、最初から4本すべてを確約しません。

制作枠の架空例

人時

計算上の扱い

月の確保済み制作枠

40

定常業務と休暇を除いた枠

既存記事の更新

8

先に確保

新規向けの残り

32

40−8

新規1本の見積り

8

執筆・確認・公開準備を含む

試算本数

4本

32÷8。保証や推奨頻度ではない

担当別にも照合します。編集者に時間があっても、商品担当のレビューが月2本分しか取れなければ、その制約を先に調整します。記事数だけで仕事量を比べず、調査の必要性、図表、確認範囲、既存原稿の状態を見て見積りを変えてください。

ブログ・メール・SNSの記入例を作る

次の例では一つの説明会に向けてブログ・メール・SNSを使います。ブログは内容を詳しく説明し、メールは既存顧客が参加を判断できるようにし、SNSは案内ページへの入口を作ります。チャネルが違うからといって同じ文をそのまま載せず、読者が既に知っていることと次の行動を変えます。

ID

読者の課題/役割

制作物

担当

レビュー/期限

公開予定

状態/参照先

C-01

説明会の対象と内容を知る

ブログの告知記事

編集A

責任者B/W2金曜

W3火曜

レビュー待ち/原稿v2

C-02

参加可否を判断する

既存顧客向け案内メール

運用C

責任者B/W3月曜

W3水曜

執筆中/配信原稿

C-03

詳しい案内ページへ進む

SNSの告知投稿

運用C

編集A/W3月曜

W3火曜

未着手/投稿案

C-02とC-03がC-01へ誘導するなら、実URL、公開時刻、案内内容の一致を確認します。ブログを延期したときはメールと投稿の予定も見直してください。依存があるのに別の担当の表だけで変更すると、予定通り送った案内のリンク先が用意されていない、といった不整合が起こります。

レビュー・公開・変更のルールをそろえる

状態は、誰が何をすれば次へ進むかが分かるように定義します。レビュー待ちの間も執筆担当は作品の文脈を持ちますが、次の行動をするのはレビュー担当です。「担当」を一人だけにして毎回書き換えるより、制作担当と次アクション担当を分けると待ちを説明できます。

状態

次へ進む条件

次の担当

残す記録

執筆中

原稿・必要出典・自己確認がそろう

執筆者

提出版と日時

レビュー待ち

必要なレビュー結果を受け、必須指摘への対応と必要な承認を終える

レビュー担当

依頼と回答、差し戻し

公開可能

必要な事実/表記/権利確認が完了

公開担当

承認版と予定

公開済み

実URLと公開日時を確認

管理担当

URL、実日、次の確認理由

差し戻しは実際に必要な工程へ戻し、理由と対象版を残します。公開日を守るために未確認の状態を「公開可能」にするのは避けましょう。公開を延期するか、範囲を変えるか、支援を入れるかを責任者が判断します。

Google Sheetsの条件付き書式で期限や状態を色分けできますが、色は行動の代わりにはなりません。条件付き通知はアカウント等の利用条件があり、セル変更の通知と、日時が来たら届く期日リマインダーは区別します。更新担当と確認する場面も決めてください。

公開後の数値と更新予定を同じIDで残す

公開済みの行は消さず、同じIDへ観測条件と更新理由を追記します。検索で見つけてもらう記事、開催案内、メールでは、役割に合う観測項目が異なります。日付や商品条件の変更を直す仕事と、検索流入を見て内容を見直す仕事も分けましょう。

ID/対象

観測期間

観測する情報

条件/注意

次の更新理由

C-01/記事URL

同じ30日間

検索表示・クリック、自然検索入口

期間、言語、検索条件をそろえる

開催情報・読者の質問の変化

C-02/配信

配信ごと

到達・クリックなど

対象人数と指標定義を残す

案内内容や対象条件を更新

C-03/投稿

同じ観測窓

表示・リンクへの反応

配信条件の差を確認

入口と案内先の整合を確認

実績がない場合は、ゼロを確認したのか、データをまだ得ていないのかを分けて記録します。更新は「全記事を半年ごと」のように固定せず、情報の変わりやすさと読者への影響から見直し日を設定します。毎月は見積りと実工数、承認待ち、公開日の変更理由を振り返り、次の制作枠を調整してください。

 

 

 

 

目次

  1. コンテンツカレンダーと施策カレンダーの違い
  2. 一つのコンテンツに持たせる項目を決める
  3. 制作容量から公開予定を組む
  4. ブログ・メール・SNSの記入例を作る
  5. レビュー・公開・変更のルールをそろえる
  6. 公開後の数値と更新予定を同じIDで残す

 

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